1. TOP
  2. FACTORY(自社工場)

FACTORY

philosophy
2009
2009

BACKSTAGE

BACKSTAGE

眼鏡の一大産地である福井県鯖江市では、多くの工場において各工程のスペシャリストによる分業体制で行われており、 日本が誇る品質の高い商品を作り上げています。そうした中、私たち金子眼鏡は理想とするアイウェアを自らの手で追求するために、 プラスチックフレームを一貫生産する自社工場「BACKSTAGE(バックステージ)」を2009年7月に設立しました。
工場では、商品企画からデザイン、素材の切削・加工・研磨・組み立て・調整に至る全工程をひとつ屋根の下で行なっています。デザイン部門と作り手が同じ環境にいることで、分業では伝わりきらなかった絶妙な作りの変化や意思、問題点のフィードバックがダイレクトに伝わり、妥協の無いものづくりを実現することが可能になりました。また、一人ひとりの作り手が全工程に携わるため、技術力と品質の向上に繋がる環境が整いました。
BACKSTAGEに勤める作り手は、単にひとつの部品を作るのではなく、アイウェアを形づくる 全工程のスペシャリスト集団となる共通の情熱を持って、ものづくりの更なる高みを目指しています。

眼鏡の一大産地である福井県鯖江市では、多くの工場において各工程のスペシャリストによる分業体制で行われており、 日本が誇る品質の高い商品を作り上げています。
そうした中、私たち金子眼鏡は理想とするアイウェアを自らの手で追求するために、 プラスチックフレームを一貫生産する自社工場「BACKSTAGE(バックステージ)」を2009年7月に設立しました。
工場では、商品企画からデザイン、素材の切削・加工・研磨・組み立て・調整に至る全工程をひとつ屋根の下で行なっています。
デザイン部門と作り手が同じ環境にいることで、分業では伝わりきらなかった絶妙な作りの変化や意思、問題点のフィードバックが ダイレクトに伝わり、妥協の無いものづくりを実現することが可能になりました。
また、一人ひとりの作り手が全工程に携わるため、技術力と品質の向上に繋がる環境が整いました。
BACKSTAGEに勤める作り手は、単にひとつの部品を作るのではなく、アイウェアを形づくる 全工程のスペシャリスト集団となる共通の情熱を持って、ものづくりの更なる高みを目指しています。

BACKSTAGE
プラスチックフレームの切削から研磨、組み立てに及ぶ全工程を、妥協のない手仕事で一貫生産しています。また、工場は地元の建築家と共に設計し、従来の眼鏡工場のイメージを覆す、新しい鯖江のランドマークとも呼べる建築デザインです。
philosophy
2016

GLASSWORKS

「BACKSTAGE」でプラスチックフレームの一貫生産を担う一方、メタルフレームにおいても自社での内製化を模索。しかし、工程数の多さや設備投資などの課題を踏まえ、メタルフレームの優れた製造技術を持つ「栄光眼鏡」とのグループ化を決意。2016年8月にメタルフレーム製造に特化した第2の自社工場「GLASSWORKS(グラスワークス)」を設立しました。
プラスチックフレームの約4倍の工程を必要とするメタルフレームの製造には特に高い技術力を要しますが、 経験豊かな熟練職人の存在もあり高品質の製品を生み出すことができています。また、そうした職人のノウハウと新たな設備への積極的な投資により、さらなる技術の広がりや進化を遂げるに至りました。
特に、複雑な切削を可能にするマシニングセンタやインバーター溶接機の設備を強化し、良質ながら 加工に高い技術を必要とするチタニウム素材を使用したフレームの内製化や、プラスチックとメタルの異素材を 高精度で組み合わせたコンビフレームの実現などを、並々ならぬ覚悟と挑戦を経て可能にしました。

GLASSWORKS
メタルフレーム製造の内製化を実現した第2の自社工場。熟練した職人同士の連携により、高品質かつ高精度のメタルフレームを作り上げています。
philosophy
2019

BASEMENT

プラスチックフレームの一貫生産体制の確立やメタルフレーム製造の内製化など、様々な紆余曲折を経て、 妥協しないものづくりの為の取り組みを進めてきました。そして私たち金子眼鏡は、さらなる挑戦に踏み切りました。それは最先端ロボットの導入です。フレームの切削や研磨の一部をロボットが担い、機械では到達できない繊細かつ重要な工程を 熟練した人の手で行なう「マシンメイドとハンドメイドの融合」により、職人の魂を宿しながら、新しい眼鏡づくりの可能性を広げていく。
こうしたイノベーションを目的とした第3の自社工場「BASEMENT(ベースメント)」を2019年3月に設立しました。
工場内部には最先端ロボットが導入されており、フレームの切削と研磨といった作業を行なっています。ロボットというサポートが存在することで、人にしかできない技術を今以上に発揮することや、さらに難しい作業に 時間を取ることが可能になってきました。
私たちは、鯖江の眼鏡産業を支えてきた伝統と、全ての職人に敬意を払い、 次世代にその文化を継承するため、革新的なものづくりに挑戦し続けます。

BASEMENT
最先端ロボットを導入した第3の自社工場。金子眼鏡の目指すものづくりのイノベーションの中心となる場所であり、今後の産地「鯖江」の持続的な技術発展を目指します。周囲には田園風景が広がり、奥には北陸本線が通っています。

一貫生産販売体制へのこだわり

BACKSTAGEでは眼鏡職人が、プラスチック(アセテート、セルロイド)フレームの切削からバフ研磨(仕上げ)までの一貫生産を行い、責任を持ってお客様に販売しています。分業が一般的な業界にあって、一貫した生産販売体制を行っているところが金子眼鏡のこだわりです。
生産効率は決して高くありませんが、製造過程で生まれるアイデアや修正点を積極的に取り入れることにより、品質の向上につなげています。
また、これまで不可能とされてきた3次元CADに代表される立体的なモデリングも可能になるなど、充実した設備を誇っています。
こういった最新鋭の機械も設備していますが、すべての工程を機械が勝手に作るわけではありません。設計上の精密さだけではなく、肌に触れる部分やノーズパッドの最適な丸み、奥深いフレームの艶など、細かなディテールには職人の感覚と技術がより重要となっており、一本のネジ締めに至るまで熟練した職人の手作業で一点一点魂を込めて作っています。
一貫生産だからこそ、効率を重視した分業メーカーに比べ数を追うことなく、品質を重視した姿勢を貫くことが出来るのです。

私たちの想い

私たちの想い

金子眼鏡において、製造に携わる者も、店舗で販売する者も、お客様の想像を超えるアイウェアを届けるという真摯さに変わりはありません。お客様の一分一秒に寄り添うものだからこそ、手間を惜しまずネジ締め一本にも情熱を注ぐ作り手と、その想いが込められたアイウェアを最高の購入体験と共に提供する店舗スタッフの繋がり。「作り手」と「届け手」という境界線を超え、関わる全ての従業員が職人としての気質と覚悟を持ち、その道を極める。これこそ私たちが誇る一貫生産販売体制の真髄です。そして、継承した鯖江の伝統にイノベーションを与えて次の世代へ伝承することも、私たちの使命であると考えています。魂を込めて人の手で作るという、ものづくりの確固たる原点を見失わずに、新たな知恵や技術を取り入れて変化を重ねる。不易流行の精神をもって過去から現在、そして未来へ繋ぐ終わりなき追求に挑みつづけます。